BBCでご容赦(19)■07/09/29
人がいたらとめられる
「集団自決」は軍強制
検定意見撤回を
沖縄・県民大会に12万人
5時ごろ、現地から速報が入りました。宜野湾の主会場は大会が終わってもまだ人が押し寄せる、という状態。無料バスを出し、石垣、宮古の大会にも周辺離島からの船便無料。10人に1人が参加した、という戦後最大規模の集会です。首都圏に置き換えてみましょう。250万人以上が参加したことになります。
歴史を書き変えるだけではなく、辺野古では米軍再編計画に基づいて新たな基地建設、さらに東村高江でも同様基地建設が進められています。
非暴力でどうすればこれをとめることができるか。沖縄のたたかいが「回答」です。
?大会の様子を伝える辺野古浜集会の報告を転送します
?琉球新報、沖縄タイムスなどのHPアドレスが紹介されています。ご覧ください(琉球新報はPDFをクリックすると号外が読めます、プリントして配布することも可能です)。テレビの放送予定もあります。今回、特に現地メディアが果たした役割は大きい。
世界で起きている暴力の連鎖をどう絶ちきることができるか。辺野古の仲間たちが確信を持って呼び掛けることば。
「人がいたら止められる」
僕でありあなたであり、一人に呼び掛けることから始まるのです。
BCCでご容赦を。転送歓迎です。
近田洋一
■県民集会
今日、宜野湾市で開かれた県民大会には、気温35度の猛暑の中 11万5000人の市民が集まりました。
歴史的な凄まじい数です。
宮古、八重山では、それぞれ2500人が集会を開き、併せて沖縄県 民のおよそ10人に1にあたる12万人が参加したこと になります。
歴史を改竄し、戦争を行い続け、支援し続ける日本政府に対して、沖縄 から静かに、しかし断固とした「NO」の意志を一人一人が示した のです。
「史実を語りつぎ みんなで平和をつくろう!」
「これ以上沖縄を加害の島にしたくありません」
「老年も中年も青年も、それぞれに出来る役割があります。人がいれば 必ず新基地を止められます!」
「62年前、手榴弾を受け取って『自決』に追い込まれた。今、何 か受け取っていませんか?」
と、書かれた辺野古テント村のビラは1万枚用意しましたが、開 会1時間前には全て無くなりました。
海上で何よりも感じたのは、「動員されて来た」というよりも、ビラを 受け取られなかった方が急ぎ戻って持って行かれる…、そんな一人一人 の「参加」の意識が高い集会だったということで す。
私たちはチラシで多くは語りませんでした。「人がいたら止められる」 今日あの場に集まった人たちとそこから気持ちを共有できればと願って います。
■グリーンピースより
グリー ンピースでは、国が9月27日まで行ってい た、環境アセスメント書に対する意見の募集期間に「この環境アセスメ ント書は無効です」というメッセージを世界中から募り、わず か約 3週間の間に30,313の声が集まりまったそうです。
みなさんのご協力に感謝です。
「基地建設を考え直してください。基地の建設で日本最後のジュゴンが 絶滅してしまいます。絶滅すればもうそれが最後です。元に戻すことは できません。世界のたくさんの人々と沖縄の人々の 願いとを聞いてくだ さい。それから、素晴らしい生き物、ジュゴンの願いを聞いてくださ い」など、基地建設ではなく、希少な生態系を残してほしいという声 は、昨 日、沖縄那覇市の沖縄防衛局と霞ヶ関の環境省、沖縄県に届けま した。
「沖縄・集団自決命令」記述復活を求める県民大会
親しい皆さまへ
9月29日の沖縄県民大会まであと一週間です。以下は友人ジャーナリスト・森口豁氏からの報告です。沖縄でこれほど怒りが高まっていることを、本土では殆ど報道されていません。メディアは総裁選一色ですが、候補者に「この問題どうするの」と何故一言聞かないのか。次期文科省大臣は今の姿勢を変えるべきかどうかと!
県民大会に向けて、先の「平和のための埼玉の戦争展」で抗議署名をお願いし133筆を沖縄の大会事務局に送りました。埼玉からのささやかな意思表示のひとつです。
大会に向けた継続的なアピールはできないものか
ジャーナリストへの呼び掛け
表現としてどのようなことが可能か
ともに考えたい、と思い、このメールを送ります。森口氏は琉球新報で一緒に仕事をしてきた以来の仲間。
ここに出てくる彼の取材体験は貴重です。お目通しください。BCC ご容赦を。
近田洋一
BBCでご容赦(18)■9月13日(木)
「森口豁・沖縄通信」より。
■9月13日(木)
日本軍による「集団自決命令」の教科書記述復活を求める県民大会まで2週間。“沖縄の憤怒”は、
思想信条、党派の違いを超え日を追って高まりと広がりをみせている。各市町村議会はつぎつぎに「議員総員参加」を打ち出し、住民にも参加を呼びかけている。当日は県知事も壇上から意見発表をするという。バス会社は大会参加者の会場 (宜野湾市海浜公園) までのバス賃を無料とすることを決めた。様相は10年前の3米兵による少女暴行事件時の空気こよく似てきた。宮古島や石垣島でも同時刻にそれぞれ数千人規模の集会を開くことが決まった。うねりは全県に及んでいる。実行委員会の動員目標は5万人というが、きっとそれを超えるだろう。
元日本軍座間味島守備隊長らが大江健三郎氏と岩波書店を訴えた「名誉棄損」裁判の出張尋問が10日那覇で行なわれ、集団「自決」体験者で牧師の金城重明氏が被告側証人として証言台に立った。金城氏は16歳のとき座間味島の隣りの渡嘉敷島で「集団自決」に遭遇、兄とともに母親や弟、妹に手をかけたつらい体験の持ち主だ。地獄から這い上がり、戦後の62年の歳月を哀しみと苦しみの中で生きてきたこの人の言葉は重い。
《1945年3月27日、日本軍から住民に集結命令が出た。何百人もの住民が軍に指示された日本軍陣地近くの山中に集まった》
《軍から自決命令が出たようだという話が伝わり、村長が「天皇陛下万歳」を唱え、軍命令を住民に伝達した。「天皇陛下万歳」とは玉砕の掛け声だ。それを合図に住民はつぎつぎに手榴弾を爆発させた。死にそびれた人は肉親同士が棒や石で頭を叩いたり、かまで頸動脈を切るなどして命を絶った》
《米軍上陸を前に日本軍の兵器軍曹が役場に青年団や職員を集め、手榴弾を1人2個ずつ渡し、「1個は敵に投げ、もう1個で死になさい」と訓示していた》
《戦隊長の軍命令なくして「集団自決」など起こりえなかった》
逃げ場のない軍民混在の小さな島。敵に住民が捕らえられたら、その人たちの口から日本軍の規模や居場所はたちまち敵に知られてしまう。日本軍がそれを恐れぬはずはない。だから、そうならないために住民を「根こそぎ死なしてしまう」ことは、軍の規定方針だったに違いない。その証拠に、日本軍がいなかった島では「集団自決」は1件も起きていないのだ。
座間味島で135人、渡嘉敷島で329人、慶留間島で53人の命が消えた。
文科省による教科書検定と、元日本軍守備隊長らが大江健三郎氏らを訴えた裁判――。
沖縄の多くの人たちは、この二つの動きが決して偶然重なったものではないことを見抜いている。文科省は「一度出した検定意見は撤回できない」と言い張っているらしいが、いつまでもそんなことを言っているとコトを誤る。歴史の改ざんは、次代へとつづく犯罪なのである。
話を再び「金城証言」に話を戻そう。
ぼくが金城氏に初めてカメラを向け、つらい胸の内を語ってもらったのは1965年6月、日本テレビの通信員をしていたとき。「戦後20年目」の沖縄戦終戦の日を前に、自らの体験を語って欲しくて、首里高校の女生徒を聞き役にして摩文仁界隈で話を聞いた。
誰であろうと決して話したくはない自らの罪過と心の傷。もちろん最初は断られたが、何回か足を運んだ末、取材に応じてくれることになった。マスコミの取材に応じるのはこのときが初めてであったが、一語一語絞り出すように語る金城氏の苦渋にみちた目や口元をカメラのファインダー越しにみつめながら、ぼくは途方もない罪悪感にとらわれた。いくら「戦争」を知らせるためとはいえ、この人にカメラやマイクを突き付けることはむごすぎる、と……。
そしていま、そのつらい体験/真実に唾をし、歴史の改ざんをたくらむ国や元軍人の台頭――。40年前のあの日、6月の暑い陽光の下で、ぼくとともに金城氏と向き合ったあの女子高生は、どのような思いでこの時代を生きているのだろうか。
BBCでご容赦(17)07/07/21
緊急・辺野古(21日)
まず、この現実を知ってください。可能な限り転送を。BCC及び重複、ご容赦。
「しつこい」と怒らないでください。メディアがきちんと伝えていたら、このメールは必要ないのです。
近田洋一
「辺野古から緊急情報」の文面ではアップできたのですが、通信の発信 がおくれ、情報が遅くなり申し訳ありません。
7/21・15:00 作業ダイバーによる暴行が酷すぎて阻止行動中止 しました。
今日は朝6:00前から5船団10隻の作業船が出てい て、阻止行動の船 1隻、ゴムボート1艇、カヌ 3艇 で出たところパッシブソナーのメンテ作業は終わっていました。嘉陽 の 方での作業までは追えて いなかったのですが、リーフ内のライ ン調査を阻止しようとダイバーが 潜っていたところ…
作業ダイバーがハンマーで殴りつけ、蹴りつけ、マスクを引き剥がしに かかりました。
その上、1人が羽交い締めにした上で、もう1人がボンベのバル ブを締めました。
息が出来ない状態で海中で手足の自由を奪われたため、海上に上がるこ ともできず、こちらのダイバーは危うく窒息死寸前、苦しみながらも手 足をばたつかせ、羽交い締めにしている防衛施設局 ダイバーの力がゆる んだ瞬間に振りほどき浮上することが出来ました。
水深3 4m付近でのことでしたので、振り切って海上まで浮上出来 ましたが、もっと深い所だったら浮上前に意識を失うか、急浮上で肺に 障がいが残るかしたはずです。
このため相手からの暴力のあまりの酷さに阻止行動を中止し、 15:30から辺野古の命を守る会事務所で緊急記者会見を行いました。
過失という部類の話ではなく「故意の殺人未遂」です。
とりあえず皆にまわしてください。
那覇防衛施設局への抗議もお願いいたします。
施設局の職員は現場を放ったらかしです。
那覇防衛施設局
〒900-8574
那覇市前島3丁目25-1
電話・fax 098-868-0174〜9 広報室(内線233から 235)
ヘリ基地違反隊協議会・平和市民連絡会からの反対声明を掲載します。
「緊急声明」
本日のダイバーの殺人未遂ともいえる暴力に対する抗議声明を、ヘリ基 地反対協・平和市民連絡会が出しました。各方面に転載してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
那覇防衛施設局は、2007年4月から新基地建設のための 環境現況調査を開始した。2014年完成の方針のもと、アセス法に よらない違法な事前調査である。
政府は5月18日(金)、19日
(土)、20日(日)に自衛隊をも投入し、未明か ら調査機器設置作業を強権的に実施し、6月9日 (土)、10日(日)にも継続した。それ以降、未 設置の機器設置作業とそのメン テナンス、さらに珊瑚のライン調査作業 が継続された。私たちは非暴力による新基地建設阻止、違法な事前調査 阻止行動を進めている。
本日、7月21日(土)12時すぎ、辺野古の海 で作業を止める行動の中、いであ(株)の作業員が海中で平 良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉めたため、窒息状態となり急浮上 した。ボンベ内の空気は200(20MPs・メガパスカル)中50 (5MPs)しか消費されておらず、明らかにバルブを故意に閉めた結果であ る。これは人命軽視の暴力行為であり許されるものではな い。
那覇防衛施設局は前回と違い、今回は現場に責任者を置かず、業者の 暴力行為を放置して来た中での、今日の人命軽視の暴力行為である。
私たちは今回の窒息状態を引き起こした重大な暴力行為に対し、いで あ(株)と那覇防衛施設局に対し、厳重に抗議し、謝罪を要
求する。
2007年7月21日 ヘリ基地反対協・平和市民連 絡会
BBCでご容赦(16)
親しいみなさまへ
参院戦の最中です。新潟で大きな地震がありました。いずれも重要なニュースで強い関心を持ち、心を痛めています。地方紙も大手メディアの地域面はこの時期「夏の甲子園・地区予選」の記事で埋め尽くされています。
結構です。
だがこれでいいのでしょうか。沖縄・辺野古では連日防衛省が出動し、基地建設を強行しています。あろうことか、この先の東村高江では新たなヘリパット建設に強行着手。現地で必死に抵抗しています。メディアでは伝わってきません。
僕のもとには朝、夕、そしてこの時間、さらには明け方まで、刻々とその日の動きが入ってきます。
すべてお伝えすることはできません。
せめて、次の認識を持って頂きたいと思います。
?沖縄はかつて本土防衛の「捨て石」だった。いまもそうです。
?戦後27年米軍支配中も捨て石であった。今もそうです。
■状況は変わったか?。最悪です。総攻撃に日本軍が加わっっているのです。
就任した小池防衛大臣は辺野古ヘリ基地建設でこれまでの長官が曖昧にしていたことをずばり言ってのけました。「現地・沖縄県との位置をめぐる調整問題は理解してもらうよう努める。だが日米合意の履行が最優先だ」。
今、沖縄の辺野古・東村高江で起きている重大な事態は、この意志の貫徹です。
沖縄は、今、日米両軍から大がかりな総攻撃を受けているのです。報道も、選挙と震災報道(高校野球)に埋もれ、消されています。くたくたに疲れ切り、なお諦めない現地・仲間の声を聞いてください。
BCCでご容赦を。可能な限り転送してください。
近田洋一 ジャーナリスト(元琉球新報記者・同埼玉新聞記者)
近田洋一/元琉球新報・埼玉新聞記者/BCCでご容赦(15)/07/07/05
親愛なるみなさまへ
「危険、より増大」
緊急アピールです。
防衛省長官が代わりました。後任に前環境大臣・沖縄北海道担当長官の小池氏が就任しました。久間防衛大臣の「原爆投下仕方ない」発言を受けての人事です。小池氏はご存知の通り。ニュースキャスター(タレント)から政界入り、政党を渡り歩き、時の権力に寄り添い、ついには現職に。
許せないのは「沖縄対応」です。環境庁長官として沖縄で何をしたか?。大石元長官と較べようもなく、辺野古・泡瀬海岸で見られるように、その破壊に手を貸しただけです。しかも米軍再編を推進(沖縄の負担軽減)などと称して、久間長官(大臣)を補佐し、徹底的な県民弾圧を遂行してきました。
就任のNHKニュース(4日)を見ている、今現在、辺野古では新たな基地建設に向けての作業が進んでいるのです。
小池大臣には直ちにこれをやめるよう要求してください。
「初の女性防衛大臣」なんて選挙向けの宣伝材料。彼女が何をしてきたか。何をしようとしているのか。させようとしているのか、しっかり考えましょう。理性を知識を動員して行動に。メディアは正確な判断材料の提供を。ジャーナリズムの復権を!
可能な限り転送してください。
近田洋一
【辺野古】
圧倒的数の施設局チャーター船がリーフ内でも作業を強行しようとして います。カヌーで参加する人、座り込む人が足りません。
【高江】
本日(4日)午前8時過ぎごろ、N4地区の工事のため、施 設局側は座り込みをしている現場を回避し、北部訓練場の正面ゲートか ら作業車が入った模様です。
また、H地区に続く道を整備する現場では、夜の内に機材が運ば れ、作業員が来次第、すぐに作業が始められます。
現在、20名ほどの少人数で座り込みを続けていますが、人数が足 りずに完全阻止は困難です。
【抗議先】
現地に行けない方、抗議の電話FAXをお願いします。
ただし言葉の上でも丁寧に、非暴力を徹底していただけるよう改めてお 願いします。
皆さまへ
6月23日の慰霊の日が終わると、辺野古での自衛艦出動による調査(違法です)が再開されるのではないか、と危ぐしていました。案の定です。本土メディアは報道していません。このほか、教科書から集団自決への軍介入削除、自衛隊の市民団体監視等々、連日トップ(もしくはそのクラス)で報じている琉球新報、沖縄タイムスをネットでチェックしてください。僕は可能な限り、メディア仲間に現地報道の発信とともに、友人に呼び掛けます。
日米安保、憲法、戦争と平和がせめぎ合う最前線が沖縄です。もちろん、この大格差社会で生き抜くことが個々人にとっての日常の最前線であり、「思いはあっても」と行動に結びつかない(つけることが困難)というのは理解しています。個別、取り組み、手一杯ということも承知しています。無理のない範囲で構いません。次のようなお願いです。
?このメールを転送してください?家族・友人に話してください?僕も含めて辺野古、憲法、平和、教育などと結びつく可能な行動は何か、考えることも参加であり、重要な一歩です。それをしましょう。僕たちを結びつける「イメージする力」を信じて。
☆プロパカンダは嫌いです。現地の悲鳴を聞くと、ついこういう調子になっちゃうのです(笑)。
BCCでの発信です。併せてお許しください。
近田洋一
辺野古浜日記
辺野古での調査が再開されました。
カヌー隊と船が早朝より警戒態勢で待機し、調査船が動き始めた直後よ り海に出て今日の作業は完全に止めることができました。
時折、スコールのような雨が来るものの炎天下の海上での行動では、大 変な体力を消耗しています。
今日は人がいたからこそ、作業を完全に止めることができました。
明日からも、一人でも多くのカヌー隊の交代要員が必要です。
船に乗ってサポートを行う人、潜水する人、シュノーケリングでサポー トをしてくださる人、また浜での座り込みに参加してくださる人が必要 です。
どうか、辺野古に来てください。
追伸:辺野古への配備が予定されている危険な不良機オスプレイがトラ ブルのため、今月21日よりまたも全面飛行停止になっているよう です。
辺野古浜集会より********
●ゴムボート購入カンパのお願い
・振込先 郵便振替口座 01700-7-66142
・加入者名 ヘリ基地反対協議会
・通信欄に「ゴムボート代」と書いてメッセージをお寄せください(複 写式のものは一枚めくったところに通信欄がございます。)
●国際署名http://www.thepetitionsite.com/takeaction/ 511549172についてmaxi's_pageを参照してのご協力をお願いしま す。
http://blogs.yahoo.co.jp/okinawa_maxi/47833566.html
> ■参院選へのスタンス
ご承知のように、自、公枠組みを壊し、民主を割って改憲派を結集。政界再編してでも9条を変えようというのが戦略。最も有効なのは改憲賛成派を落とそう、という「×」(ばつ)キャンペーン=メールによる「誰々落とそう」というボイコット呼び掛けです。外国で成功しています。個別、具体的な対応を。
> 民主は年金、格差で勝てると思っているでしょう(年金問題で憲法が吹っ飛んだ、というのは幻想です)。相手は口先3寸ですり抜ける。社保庁長官が自ら街頭に立ち、年金支給漏れ者に呼び掛けた子供だましのキャンペーン。巻き返しはもう半分成功しています。
> 衣の下の鎧を暴くこと。
> 社民、共産は対決軸の最重要課題を憲法に据えています。対決軸をずらさないこと。小手先の数合わせで勝てる戦いではない。
> 政界再編は自・民推進派により、水面下の話し合いが既に進んでいる。「憲法を争点に」というのは自民右派の自信の現れ。「民主は逃げるな」とは受けて立つ覚悟を迫ること。数合わせではない、民主たりとも9条では自民(それよりひどいのもいる)に批判の集中を。はらわたが煮えくり返るのは防衛庁の「省」昇格に民主全員が賛成したことです。軍艦を出動、 住民に銃口を差し向ける。沖縄・辺野古で今起きている事態はこうした動きに後押しされているものと理解するべきです。
> たがをはめる市民グループの責任は重い。
> 蕨市長選でわざわざ戸田から出向き「自・公候補」を応援、激しく反共アピールをしたのは他ならぬ戸田の民主議員です。
> 9条を主軸にぶれない闘いを。
> 呼び掛けはシンプルに一人称で。例えばある月刊誌が子どもの父母に呼び掛けたつぎのような問い掛け(アンケート参照)を1
>
> ★「あなたのこどもが、将来、戦争にいくのは 「賛成ですか」 「反対ですか」
> ★「「あなたはアメリカが戦争したら一緒に戦うのに 「賛成ですか」 「反対ですか」
■緊急アピール
以下辺野古からの緊急アピールを転送します(辺野古浜通信、希望によりメールアドレス削除。転送の場合は僕のメルアドも同様に願います)
>>>
> ★今朝(10日)、到着したばかりの辺野古の緊急呼び掛けを添付します。
>
> すでに作業船が沖合に出ています。
> カヌー隊、飛び込み隊、海上行動に参加できる方はただちに集まってく
> ださい。
>
> 現場に来ることのできる方、どうか集まってください。
> 海上での非暴力直接行動に参加できる方が足りません。
> 辺野古に来て、見て、感じてください!
> 必ずあなたにできることがあります。
>
> お待ちしています。
★hosi ----- Original Message -----
From: "To: (略)
自衛隊による市民活動の監視に関連して…
平良夏芽さんからのメールを転送です。
共産党が防衛省の書類を入手したとマスコミから
連絡がありました。そこには、「イラク自衛隊派遣
に対する国内勢力の反対動向」(平成16年2月2
3日?2月29日)とあり、制作は、平成16年3
月3日情報保全隊とあります。すべてをチェックで
きたわけではないのですが、この書類に平和市民連
絡会や黒塗りで牧師という部分しか読めないあきら
かに私の名前が書いてある書類が手に入りました。
他にも多くの市民がリストアップされています。明
日の朝刊でも報道されると思いますが、防衛省の中
に「情報保全隊」なるものがあり、そこが国民の動
向を見張り、リストアップしていた事実を見逃すこ
とはできません。抗議のうねりを作らなければなら
ないと思います。
このような事態に対し、カヌー隊を中心としたメン
バーで下記のような抗議文を作成し、防衛大臣へ送
ると同時に文面を県内マスコミに公開しました。
------------------以下
防衛大臣 久間章生殿
2007年6月7日
「新基地建設を止めたい」有志
代表 宜野座映子
自衛隊による市民監視に抗議し即時中止を求
める抗議文
今回、防衛相直轄の情報保全隊が「イラク自衛隊
派遣に対する国内勢力の反対動向」を作成している
ことが明らかになりました。 私たちは辺野古に
「新基地建設」を絶対許さないと本気で思い、平和
な世界創造を心から願い行動している者です。人殺
しのために存在する「基地」は破壊と崩壊と憎悪の
連鎖以外なにをも生まないことを身をもって知って
います。沖縄はアジア・太平洋戦争に於いて20万
余の尊い命を失いました。命はどの命もかけがえが
なく、唯一人の命も失われてはなりません。しか
し、戦後沖縄には多くの基地が押し付けられ、世界
で起きるあらゆる戦争の攻撃基地になっていること
に深い加害責任を感じつつ生活をしている者です。
その上、米軍再編の中で新基地が日米両政府によっ
て何が何でもメ辺野古へモと企てられ、法的根拠を
示すことが出来ない海上自衛隊 掃海母艦「ぶん
ご」を投入しました。この暴挙も事前に防衛省が私
たち市民運動の情報収集をした結果です。
それに対し、財力も体力も権力もない私たちは平
和への熱い思いを胸に自分たちの弱さをもってある
者はカヌーに乗り、ある者は海に飛び込み、ある者
はテントで座りこみを続けながら完全非暴力で「新
基地建設」阻止を行っています。
自衛隊が国民・市民の動向を見張り、自分たちに
不都合な者をリストアップしている、この事実に戦
慄を覚え、断じて許すことは出来ません。リスト
アップされた中に、私たちの大切な仲間の名前を発
見し、更に強い憤りを禁じ得ません。平和を愛し、
誰も殺しても
殺されてもならぬと、人としての真実な視点に立
ち行動をしている仲間と、私たちに対する防衛省の
攻撃に満身の怒りをもって抗議します。
国は国民・市民一人一人の存在によって成り立っ
ています。国は国民・市民一人一人に奉仕こそす
れ、その言動を監視することは絶対に許されるもの
ではありません。情報保全隊のこの活動は全ての国
民に対し国の意向に従わせようとするものであり、
従わない者に対し銃口を向けるものです。憲法に保
障されている思想信条の自由を侵害し、表現の自由
を犯し、プライバシーを守らない時、この国は滅び
に向かっているのです。
自衛隊による市民への監視活動を即刻中止するこ
とを求めます。