戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)
9日は3台の車に分乗して世界遺産の棚田ジャティ・ルイへ。石坂さんは別行動というのでこちらは13人。幹線道路を外れると舗装状態が悪く、居眠りしていられない。さすが世界遺産、壮大な眺めだ。棚田へ入る遊歩科に1人2万ルピア。駐車科1台5000ルピア。なるほど棚田は観光資源なわけだ。
田んぼのあぜ道を歩いて見晴らしのいいレストラン「ビリーテラス」で昼食。13人で201万ルピア。1人1400円。街中のレストランより高い。午後早目にビラビンタンに戻り、夕方からの日バリ交流パーティに備える。と言っても昼寝するわけでなく、好きな連中でビンタンビールだけどね。
パーティを盛り上げるのはスウェッチさん率いる地元の楽団「SEKEHE TINGKLIK」だが、今夜は前座に10歳前後の子どもたちによる演奏。これが思ったより本格的。思わずガムランの世界に引き込まれた。豚の丸焼きの包丁入れは小池弁護士。アラックのカクテルはいくらでも喉を通る。
パーティの後は車座になっての日バリ歌合戦。元気のいい子どもたち中心のバリ陣営が断然優勢だ。歌合戦が終わるとジャパンだけになって延々と反省会。このパーティ費用は料理、酒、楽団費用全部くるめて12万2520円。1人あたま8750円だからこの旅行では一番の贅沢といえる。
ちなみにビラビンタンの宿泊料は、ツイン5000円(1人2500円)、シングル3500円(ツインの部屋に1人で泊まる)で、いずれも朝食付きだ。今回はツイン4部屋、シングル5部屋だった。空港までの送迎や観光の車代は全部合わせて10万5000円(1人当り7500円)。
10日は午前中各自帰国準備して昼食はビンタンダイニング。ビール代こみで9万4500ルピア(1人600円)。2時にチェックアウトして海岸の崖の下にあるタナロット寺院を見学する。拝観料全員で35万ルピア、海岸の寺院敷地に入るのに1人3万ルピアとられる。やはり観光地だな。
夕方はジンバランの浜辺レストランで夕日を愛でながらのシーフード料理。ワインを数本飲んだので勘定は618万4000ルピアとちょっと高かった。デンパサール空港で最後の支出、1人20万ルピアの出国税を払って成田行きのガルーダ航空に搭乗、帰国の途へ。なお1人8万5000円の団費は1万円ずつ返金し、日本における反省会経費に7000円使ってすべてチャラになりました。